4.平台校正 - ひらだいこうせい

印刷前の試し刷りとして印刷と
同じようにインクと紙で刷る

今まで印刷業界の色校正といえば、平台色校正が主流でした。

平台色校正のメリットとしては印刷と同じようにインキと紙で再現ができるため、紙の質感を含めた確認が可能です。また特色や特殊紙も刷ることができ、本機校正(印刷機で刷る校正)で刷るよりも短納期で安価です。使用する紙の枚数も本機校正の1/10くらいで刷れるため効率的に進行することができます。

しかし、平台校正は再現不良や乾燥が影響し、通常の場合より時間がかかる場合があります。
校正枚数や求めるクオリティーの高さに合わせて
平台色校正を使用すると効率的です。デメリットとしてはまず印刷とマッチングしづらい色域があることが挙げられます。これは平台校正機の仕組みが印刷機と違うことが原因です。仕組みが違うため6枚刷れば6枚とも微細に異なった色調で再現されてしまうことがあります。ある程度色のバラツキを許容して使用しなくてはなりません。初校と再校で色調に差が出てしまう場合があることも理解して進行していく必要があります。さらに、UVインキを使用する際は平台色校正と本刷りとマッチングが非常に困難な場合があります。(この場合、初校から校了まで本機校正で進行することをお勧めします)。

平台校正用としての常備紙は別紙を参照してください。

MEMO
最大出力サイズ=880x1100 / 営業支援ではB1がMAXサイズ