1.ファイナルプルーフ - FinalProof

デジタルプルーフで
最高の印刷マッチング適正を持つ

ファイナルプルーフは印刷とのマッチングが良好なプルーフで、印刷再現と同じくアミ点で再現されます。

メリットは、平台校正機で刷る色校正とは違って何枚出しても同じ色が再現できることです。ファイナルプルーフはインキではなく顔料フィルムの感材を用いて再現するため、安定した色再現が可能です(平台校正機で刷る色校正はどこかに色調のバラツキが起きてしまいます)。
常に安定しているファイナルプルーフを利用すれば、色調修正なども1%差の修正内容が正確に確認できるため、最短の時間で校了に結びつけることが可能になります。
紙の種類はコート(四/六判110Kg)、ミラーコートGオモテ面(四/六判110Kg)、ユーライト(四/六判110Kg)、ニューエイジ(四/六判110Kg)、パールDXオモテ面(L判32.5Kg)、ニュータフアイボリーオモテ面(L判32.5Kg)、サンカード厚口(四/六判36Kg)/薄口(四/六判16.5Kg)、ハイラッキー(菊判12.5Kg)を常備紙として用意してあります。(その他の紙を使用する場合は随時ご相談ください)

デメリットはレシーバと呼ばれる転写材を紙に圧着させる際に、薄い転写膜が移るため、紙面に光沢が出ることです。また、上質紙には転写できません。

カラーマッチング用プロファイルを介して再現されるため、データ本来の%(パーセント)とプルーフ上のアミ点%が異なっていますので理解が必要です。BKにおいては微細な穴を開け、濃度を調節してあります。この為、BK100%ベタは正確にはベタになっていません。この影響から印刷再現とのマッチングの印象として、若干ボリューム感のない再現をする場合がありますので注意して使用してください。

今後さらに印刷会社とマッチングするようにプロファイルを随時更新していく計画となってい ます(現在はプロファイルver2.1に改訂し、運用しています)。

MEMO
最大出力サイズ = 548x820 / 営業支援上MAXサイズB2